
テレビ業界に携わる人にとって、ほぼ確実に当てはまる職業病をまとめました。
今回はAD(アシスタントディレクター)の職業病です。
番組全体を支える、一番過酷で、大変なADさんの生態をご紹介していきます。
曜日感覚がズレる

ADになると曜日感覚はなくなります。
土日・平日・就業時間など全く関係ない世界です!!!
曜日ではなく、日付でスケジュールを調整するようになります。
土日とかADは関係ないから!
いつ休むんだよ・・・
基本休みは番組ごとに流動的に決まり、シフト制も多くなってきましたが、ロケや収録によっては、あってないようなものになります。
どうしても演者さんやタレントのスケジュールによって、動く世界なので仕方ないですが、メリットも大きいです。
平日休みで、旅行が格安で行けたり、行列のお店に並ばずに入れたりします!!!
知らない着信でも絶対に出る

ADになれば、知らない番号からも絶対出るようになるでしょう。
知らない番号からの電話には出ないADは仕事になりません。
関係各所からいつでも電話が来ますし、ディレクターからの急な電話もあります。
業界に入る前に抵抗があった人も、ADになれば全く気にしなくなるでしょう。
日常でも段取りを気にする

テレビ業界は、段取りが命です!スケジュールが悪いことが最大の悪になります!
業界に入った多くの人、さらに業界に長年在籍する人は、プライベートでももれなく段取りを気にします。
予約時間・移動時間・待ち合わせ時間などあらゆる時間・段取りを気にするようになるでしょう。
旅行の計画やレンタカーの手配など、ロケに慣れすぎて朝飯前になります。
ただ段取りを気にしすぎて、嫌われてしまうケースもありますので、業界人以外の方とのコミュニケーションは気をつけましょう。
タレントさんが来ることでついつい張り切ってしまい、ロケハンで訪れて感じたいい雰囲気が変わってしまい残念なことに・・・
ロケバスを見かけたらつい気になる

街中でロケバスやマイクロを見かけるとつい気になりがちです。
これは業界に入ったばかりADさんだけでなく、業界人なら誰でも多少気になります。
バラエティロケなのか?ドラマ?広告?モデル系?などロケバスを見て、考えたりします。
仲の良いロケバスが停まっていると、声をかけたりすることもあります。
番組のエンドクレジットまで見がち

ADになるとエンドクレジットまで見るようになります。
どの制作会社が担当しているのか?構成作家は誰なのか?自分の名前は載っているのか?
業界に入る前だと見なかったエンドロールも、入念にチェックするようになるでしょう。
これはディレクターでも、プロデューサーでも例外ありません。
エンドロールを注目するようになったら、業界人の仲間入りかもしれません!!!
ADの職業病、いかがでしたか?
これからもベターなあるあるや、ニッチな業界あるあるをたくさん言いたいと思います。
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