仕事が出来るADは総じてロケ弁発注が上手です!

なぜなら”ロケ弁発注は番組制作の基本”がたくさん詰まっているからです。

業界に入って最初に任せられた仕事は“ロケ弁発注”だった人も多いはず。ロケ弁発注をミスらずに、最高のAD生活をスタートしてほしい!

そんな想いで「シゴデキADのロケ弁発注テクニック 7選」を紹介します。

これを押さえておけばロケ弁発注は怖くないです。

肉・魚・野菜など数種類の弁当を用意

現場にはたくさんの人が集まります。

肉が苦手、魚が苦手、カレーが苦手など色々なスタッフがいるので、絶対に数種類のジャンルの違う弁当を用意しましょう。

1種類のお弁当を用意してしまうと「好き・嫌い」で食べられない人が出てくる可能性があります。

ロケ弁の魅力は「選ぶ」ところにもあるので、ロケ弁だと2〜3種類、収録弁当だと3〜4種類くらいあると現場は嬉しいです。

ロケ内容や出演者に合わせる

ロケや収録といっても多種多様な現場があるので、企画内容や出演者に合わせたロケ弁発注を意識しましょう。

出演者収録・ロケ内容おすすめロケ弁
芸人・アスリート体力系ロケボリュームがっつり系
俳優・モデルスタイリッシュな収録おしゃれでヘルシー
オールジャンルスタジオ収録箱を見ただけで認識できる

ボリュームある弁当

①喜山飯店

②塚田農場

③京香

おしゃれヘルシー弁当

①SOMY’S DELI

②チキンワークス白金

③ベジウエスト

大人気の定番弁当

①オーベルジーヌ

②鳥久

③津多屋

④浅草今半

⑤金兵衛

朝の軽食をコンビニで済ませない

朝が早いロケの時は軽食を用意します。

軽食とは、サンドイッチやおにぎりなどパッと食べれる食事になります。この時にコンビニで買うのではなく、お弁当屋さんの軽食を準備すると喜ばれます。

さらにロケのいいスタートが切れますので、予算があればぜひ軽食を発注してみてください。

忙しい朝に大量おにぎりと飲み物をコンビニに買いに行かなくて済むので、仕事も楽になります。

ある程度予算に余裕がある場合は、朝の軽食を発注するのをおすすめします。

おすすめ軽食

①ポパイ

②地雷屋

③おにぎりチャカス

ロケ弁選びにひと手間かける

シゴデキADが最も力を入れるのが“ロケ弁選びのひと手間”です。

食べる相手を考えて、より美味しい弁当、より現場が明るくなる弁当、そしてより撮影がうまくいく弁当、を考えて発注します。

毎回同じような弁当だと飽きますし、現場喜はびません。

季節やイベントに合わせて発注してみたり、違う番組で評判がいい弁当を教えてもらったり、ちょっとした手間をかけるだけで現場がハッピーになります。

ADの仕事は、常に気配りをすることであり、ロケ弁ひとつでも気を配り、手間をかけてみるとシゴデキに確実になれます。

ここからはロケ弁でよくある注意点をご紹介するので、気を付けるポイントとして覚えておくといいと思います。

受け取りの段取り確認

ロケ弁の受け取り方を把握しておきましょう。

テレビ局やスタジオだと慣れている弁当業者も多く、いつもの場所といえば把握してくれます。

ただ初めての現場やロケ地の場合、受け取りの段取りを事前に確認しておきましょう。

よくある受け取りトラブル
車両申請してないから駐車場に入れない
入口が複数あり、遠い入り口に受け取りに行く
請求書払いだと思ったら、現金払いでお金がない

箸を確認する

ロケ弁に箸がついているのか確認しましょう。

弁当に付属しているタイプと、割り箸が独立しているタイプに分かれます。

楽屋にお弁当を入れたけど、箸を忘れて怒られたADは数え切れないです。お弁当を現場にセッティングする時は、忘れずに箸の確認をしましょう。

弁当ガラの片付け確認

ロケ弁を食べると弁当ガラ(容器)が出るので、事前に処理方法を確認しておきましょう。

テレビ局やスタジオでは基本的にゴミを捨てる場所が設けられていますが、それ以外の場所で撮影するときは事前に処理方法を頭に入れておきましょう。

現場で捨てていいのか?ダメならロケバスで持って帰って局や制作会社で捨てるなど、事前に確認しておかないと収録終わりに変な時間が生まれて嫌な空気になります。

用意する・食べるだけでなく、ゴミを捨てるところまで確認して最初から最後まで対処できるようになりましょう。

まとめ

ロケ弁はただお腹を満たす弁当ではありません。

現場の指揮を高めて、最高の作品や番組を作るかけがえのない存在です。

そんなロケ弁を発注を蔑ろにしてはいけません。軽んじるADはきっといいディレクターになれないです!

無理のない範囲で、現場のことを考えてロケ弁を発注するだけでいいんです。

ほんの少しの気遣いをのせたロケ弁を選んでみてください。

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