テレビ番組制作に携わってる皆さんなら当たり前に知ってますよね?
どんなに短くても業界歴がある人なら絶対に知っているルールのはずです。おそらく現場初日に教わるレベルの基本中の基本です。
これからお伝えするルールを間違えると確実に怒られますし、最悪放送事故に繋がります。
新人AD(アシスタントディレクター)の皆さんはすでに知っているはずですし、これから業界に飛び込む学生の皆さんにもぜひ読んでほしいです。
どのテレビ局、どの番組でも統一したルールですので、入社前に周りと差をつける超基本ルールをどうぞ!
ロケ弁は2種類以上頼む
業界で一番最初に任せられる仕事がロケ弁発注だった人も多いと思います。
おそらく数ヶ月以内に絶対ロケ弁発注を任せられるでしょう。
【テレビ番組制作の超基本ルールその1】
”肉・魚”など2種類以上のジャンルの異なるお弁当を発注
現場には数十人〜数百人規模のスタッフさんがいます。その中で肉が苦手、魚が苦手など、好き嫌いがあり1種類の発注だけだと食べられない人が出てきてしまいます。
複数種類の弁当を頼むことによって、食べられない人をなくすことが目的であります。さらにロケ弁は選ぶ楽しさも大切になりますので、絶対に2種類以上ジャンルの異なる弁当を発注しましょう。
シゴデキADの失敗しないロケ弁発注テクの記事もありますので、ぜひ読んでみてください。
ナレーター用のナレ原稿はB4サイズ
新人ADは印刷をよく頼まれます。基本的にどの資料や台本もA4印刷になりますが、唯一異なるのがナレーターさんのナレーション原稿になります。
【テレビ番組制作の超基本ルールその2】
ナレーターさんのナレーション原稿はB4サイズ
ナレーターさんは画面を見ながら、ナレーションを読んでいくので大きく見やすい原稿を渡します。さらにナレーション原稿は、めくりやすいように絶対にホチキス留めをしてはいけません。
ナレーター以外のスタッフ用原稿はA4になるので注意してください!
この原稿を間違えるとナレ撮りが遅れ、現場がピリつきますので、覚えておきましょう。
収録・ロケ素材は絶対にバックアップ
収録やロケの素材はテレビ制作の命です。
この素材を撮るために過酷な現場をみんなで乗り越え、作り上げています。
【テレビ番組制作の超基本ルールその3】
収録・ロケ素材は絶対にバックアップ
この命とも言える素材を失えば終わりです。最悪放送することができず、大問題になります。
そんなトラブルを防ぐために、素材はバックアップつまり複製するのが鉄の掟になります。
収録した素材を必ず保存用HDDに複製しましょう!特別難しいことではなく、同じ素材を別のHDD(SSD)にコピーすればいいだけです。デジタイズが終わった後に、保存用にコピーすることを忘れなければ問題ありません。
コピーは数時間から24時間以上かかる場合もありますが、時間がない時でも絶対にバックアップは怠らないようにしましょう。
何かあってからだともう遅いです!
番組制作の超基本ルール、いかがでしたか?
ちゃんと教えてもらう機会がない業界でも、このルールは絶対に教えられるほど当たり前のルールであり鉄の掟です!
業界に入る前にこれを知って、業界に飛び込むだけで、確実にいいスタートダッシュが切れるはずです。
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