ヤバいディレクターに皆さんはなっていませんよね?

AD(アシスタントディレクター)に嫌われると仕事が捗らず、ストレスも溜まり、自分で自分の首を絞める事になります。

さらに今の時代は、ディレクターよりもADを見つけるのが大変な時代です。ADが重宝されるので、嫌われてNGを出されたディレクターは仕事を失います。

「俺ヤバいな!」と思うディレクターは注意してください。

そして今後ディレクターになるADは嫌われるディレクターにならないように参考にしてください。

抽象的なディレクションをする

ディレクターなのに、抽象的な指示しか出来ない人は嫌われます。

自分が撮りたい画や内容が見えていないのに、なんとなく指示を出すのはやめましょう!

エモい感じの場所仕込んでおいて

具体的に伝えろよ!見えてないだろ

いい感じにイラスト発注しておいて

いい感じって何?あとで文句言うなよ!

ディレクターなのに具体的な指示を出せないのはダサいです。

嫌われるよりも仕事できないと確実に思われ、「なんちゃってディレクターだな」と全スタッフに思われてます。

PVやオフチェック、会議でも出来るだけ言語化して、抽象的な言葉を使うのはやめた方がいいです。

※関係値があり伝わるスタッフや技術さんには、抽象的でもOKです。

連絡無視&自分は要求

ADからの連絡は無視するくせに、自分の要求だけは伝えてくるディレクターは嫌われます。

重要な確認事項を連絡しても返信しないくせに、「あれして!」「これして!」と要求するだけのディレクターは最低です。

このロケ地押さえて!

仮押さえしてるロケ地は?

OKなのか、ダメなのか、「はい!」か「いいえ」だけでも返信しましょう。それだけでもだいぶ印象が変わります。

※ディレクターが忙しく返信を忘れるケースも多いので、ADさんは重要な内容は電話・LINEを複数回入れるようにしましょう。

無駄な素材・追撮を要求

使わない無駄な素材を要求するのはやめましょう!

つまり無駄な素材を求めることは「画」や「構成」が見えていないことを示しています。

この素材、借りておいて!

いやそれ絶対使わないでしょ・・・

必要になりそうな素材を要求するのは全く問題ないですが、自分の心配だけで求めすぎるのは気をつけましょう。

20代〜30代前半の若いディレクターなら許されますが、ベテランディレクターで無駄な素材を要求する人は超危険です。

演者の前だけ優しい

状況によって態度を変える人は嫌われます。これは業界関係なく人間界で当たり前です。

普段は高圧的なのに楽屋・クローク・スタジオ・会議の時だけ、優しいフリをするディレクターに優秀な人はいないイメージです。

ADだけではなく、そういう態度は他のプロデューサーや作家さんにもバレています。

荷物持ってあげるよ!

いつもは持たないじゃん・・・

※ディレクターに限らず、APさんに多いです。気をつけましょう!

※こんなことをするディレクターはいません!イメージです。

ADを人として「下っ端」「兵隊」「奴隷」としか思ってないディレクターは最悪です。

マジで嫌われますし、人として終わってるのでやめましょう!

こんな人いないと思いたいですが、マジでいるので困っています。

ディレクターのサポートをする仕事ですが、ADにも人権があります。

一緒に仕事をする仲間であり、ビジネスパートナーです。

朝10時に家までHDD届けて!

段積み終わらないって・・・

やっぱり朝5時に持ってきて

デジタイズも終わらないって・・・

「ADだから何しても大丈夫!」「ディレクターの言うことは絶対!」と勘違いしているディレクターは、仕事を無くします。

フリーランスの優秀なディレクターでも、ADからNGを出されて仕事がなくなる人も多いです。

そもそもADがいなかったら番組制作を回らないことを忘れずにいてください。

上下関係はあるにせよ、人としてリスペクトやビジネスの常識を忘れずに仕事するようにしましょう。

皆さんは嫌われるディレクターじゃないですよね?

業界を目指す人にとっては、不安に思うかもしれない内容かもしれませんが、ひどいディレクターは少なくなってきています。

ただ少なからずいるので、業界に入れば確実に一回は出会うので覚悟はしてください。

それでもほとんどのディレクターは優しいですし、人して当たり前に接してくれます。

これを見て少しでもADを大切にするディレクターが増え、働きやすい環境になればとても嬉しいです。

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