テレビ業界にある服装ルールってご存知ですか?

ここでは、AD(アシスタントディレクター)の服装や髪型について、ご紹介していきます。これからテレビ業界に進む学生の皆さんや、転職する方にぜひ読んでほしい内容になっております。

意外な決まりやマナーがあるテレビ番組制作の服装について詳しく解説していきます。

日常の服装

基本的にテレビ番組制作の服装は自由です。髪型も自由ですし、ピアスもつけてOKです。短パンTシャツも当たり前ですし、金髪、ピンク、赤髪もたくさんいます。帽子やキャップも好きに被ってOKです。

制作会社によって、過度な服装などへのガイドラインはあるかもしれませんが、基本自由な服装・髪型になります。

なので、いま持っている私服を普通に着ていけば問題ありません。オフィスカジュアルなどもありませんので、自由な服装や髪型を楽しむことができます。

ロケの服装

ロケの服装は基本”黒系の服”を着るのが一般的になります。初めての場合は、外ロケでも中ロケでも、基本ロケと付くものは黒い系の服を着ていきましょう。

黒系なら短パンでもTシャツでも大丈夫です。

なぜ黒系の色かというと、「反射物などで映り込んでも目立たなくする」ためです。鏡、テーブル、レシピ、車、水面など、反射しやすいモノが街中にはたくさんあります。反射で視認しやすい明るい色を着ていると、カメラに映り込んでしまい邪魔になってしまい、めちゃくちゃ怒られます。

またテレビ画面でスタッフが見切れた時に、派手な服装やキャラクターやデッカいブランドロゴなどが映ると画面の邪魔にもなってしまい、余計な印象を与えてしまうので気をつけましょう。

ADになったら必ずは上下黒系の服装を一着は用意しておきましょう。

どんなにオシャレしたい場合でも、ディレクターになるまではロケは黒系で我慢するのをおすすめします。

収録の服装

収録の時は、いつもより清潔な服装を意識しましょう。特別オフィスカジュアルやジャケットを着る必要な全くありません。普段着ている服に少し気を使うだけでOKです。

洗濯した綺麗な服を着る、シャワーを浴びて髪を整える、ヨレヨレのTシャツは着ないなど、清潔感のある服装を心がけてください。

タレントさんや多くの関係者が集まる場ですので、最低限のビジネスマナーを意識して、いつもより清潔な服装にしましょう。

収録では、ディレクターやAP、P、みんなオシャレして気合の入った清潔な服装になります。

絶対NGな服装

ADがNGな服装は「サンダル」です。どんなに自由な業界ですが、サンダルを履くのはディレクターに昇進してからにしましょう。

ADはいつ何があるかわからない仕事なので、サンダルだと走れないですし、機動力が下がってしまうのでサンダルを履くはNGになります。

会社や編集所でサンダルに履き替えるのはいいのですが、通勤やロケ・収録では絶対に履かないようにしましょう。

オシャレな業界人の特徴

オシャレ業界人の特徴
スニーカーにこだわっている(限定スニーカー履きがち)
上下ユニクロだが、アウターだけは高級ブランド
メガネや時計など小物をこだわる
PCや小物にステッカー貼りがち
オンライン会議の背景がオシャレ(間接照明・ウッド調)

ADの服装のルール、いかがでしたか?

基本的にテレビ業界では服装も髪型も自由ですので、ロケ・収録の時だけ気をつければ大丈夫です。

好きな服や髪型を楽しめるのも、テレビ業界の魅力の一つですし、服装で自分の個性を表現するADさんも多いです。

これから業界に入ってくる皆さんもいっぱいオシャレを楽しみましょう!

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