テレビ業界に入ったばかりの1年目のADさんは、たくさん悩みや不安を抱えます。
みんな同じように悩みますので、安心してください。
周りに相談しづらいことや、「自分だけかも?」と悩むことなど、テレビ業界に入ったばかりの1年目のADさんが抱える悩みや不安について、まとめていきたいと思います。
少しでも気持ちが楽になったり、悩みが解消できたら、とても嬉しいです。
元ADがぶっちゃける「ADのウワサ!ホント?ウソ?」の記事もあります。番組制作に興味がある学生さんは、ぜひ読んでみてください。
目次
ディレクターの凄さを痛感
番組制作の現場に入った1年目のADさんは、ディレクターの凄さを痛感するでしょう。
先輩ADもスゴいですが、ディレクターは比べものにならないほどの実力と経験を目の当たりにして、挫けそうになります。
俺もディレクターになれるかな?
先輩ADさんもスゴいけど・・・
圧倒的な差を見せつけられても、安心してください!
真摯に番組制作の仕事と向き合えば時間はかかりますが、絶対にディレクターになれます。
経験を積んでいけば、気付かないうちに自分も憧れる先輩ディレクターのようになっているものです。
1年目で挫けそうになりますが、全く気にしないでください!
あなたもいずれ立派なディレクターになれます!
企画やアイデアを出す場面がない
番組制作に飛び込む人は少なからず、自分のアイデアや企画力に自信を持っているはずです。
はやく自分のアイデアや企画を採用してもらいたい!
と思うかもしれませんが、発言権や企画提案する場面はほぼありません。
1年目の新人ADは皆無だと思っていましょう。
テレビ業界は圧倒的な実力世界になり、実績や才能を相手に示さないと認めてくれません。
学生時代のようにウェルカム体制ではないです!
まずは、ADの仕事を完璧にこなしながら、その合間に自分のセンスや才能を発揮していきましょう。そうすれば、ディレクターや放送作家はちゃんと気づいてくれます。
想像以上に激務
業界に入った全員が口を揃えて「想像以上に激務だ・・・」と言います。
ADを聞くとやるでは全く変わります!
徹夜なんて余裕だと思っていても、想像を遥かに超えるくらいキツいです。
俺、続けられるんかな?
と悩むかもしれませんが、意外と慣れてしまいます。さらに、年々ADの働き方は改善していますので、頑張ってください。※まだまだブラックな業界ではあります。
プライベートの予定が組めない
社会人になったばかりで、学生時代の友達と遊びたいと思っても基本予定が組めません。
数ヶ月先の予定でも意味をなしません。予定が組めないのは、テレビ制作に限らず、マスコミやエンタメの業界では職業上覚悟をしてください。
予定を組みたいと悩んでも無駄といつしか悟ります。
業界に慣れてくると、休めそうな雰囲気を察知できるようになります!
制作会社でもヒエラルキーがある
業界に入る前は、テレビ局員と制作会社のヒエラルキーが存在すると思っていますが、実は制作会社同士でのヒエラルキーもあります。
テレビ局の子会社である大手制作会社や有名番組を多数手掛ける制作会社と、人数も少ない小規模の制作会社では、目に見えない壁を確実に存在します。
仕事自体は同じですが、待遇や福利厚生、環境や設備などに雲泥の差があるでしょう。
もっといい制作会社に入ればよかった・・・
と思ってしまいがちです。制作会社選びで失敗しないように、いい制作会社の特徴をまとめた記事もありますので、ぜひ読んでみてください
同期がいなくなる
テレビ制作の世界は、ごく当たり前に同期がいなくなります。
担当番組が違うとほとんど会う機会もなくなるので、急に辞めた報告が届きます。
同期がいなくなり、不安に思うかもしれませんが、気にしないでください。同期が残ってる人の方が圧倒的に少ないです。
番組内で世代の近い人と仲良くなったり、切磋琢磨できるので、気にしないで大丈夫です。
テレビ制作を続けられるか不安
キツ過ぎたり、帰れなかったり、そして想像していた番組制作のイメージと違い過ぎて、続けられるか不安になると思います。
この不安を感じない1人もいません!どんなに優秀なディレクターさんでも、AD時代一度は不安に思います。
この不安を乗り越えてADが、いずれディレクターになっていきます。
仕事が好きで、楽しければ、目標を見つけて頑張ってください。
もし「しんどいな」「厳しいな」「続けられないな」と思ったら、辞めてもいいと思います。別の業界に転職したり、さまざまな道に進む人もたくさんいます。
一度やめたのにテレビ制作の世界に戻ってくる人もいます。
続けられるか不安に思わない人は1人もいないので、全く気にしないで大丈夫です。
AD1年目の悩みや不安、いかがでしたか?
ディレクターも、プロデューサーも、先輩ADも、誰しも一度は感じる不安です。
1人だけで悩まずに、周りの人に相談してください。誰もいなかったら、テレビ制作大百科のライターに相談してもいいです。
何かとしんどいAD1年目になりますが、経験を重ねれば、きっと忘れるくらい些細な悩みになると思います。
新卒1年目!転職1年目の皆さん、頑張ってください!
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