
ロケや撮影の天敵といえば、雨ですよね・・・
雨が降るだけで、全員の指揮が下がります。それでも撮影はやらなければいけません!
雨の日は、全員がイライラしがちなので、いつも以上に神経をすり減らし、AD(アシスタントディレクター)は対応しましょう!
雨の日などの急なトラブルに対応できるADは、総じてシゴデキ評価されます。
雨の日のロケ・撮影で知っておくと確実に役立つロケの注意点をまとめましたので、ぜひ参考にしてください!
車両の手配はシビアに調整しよう

雨の日は、ロケバス・車両の手配に神経をすり減らしましょう!
晴れている日は、多少の歩き移動は許容されますが、雨の日はダメです。
店前にロケバスを回して、演者さんが雨に濡れないようにするのが基本です。
なので、ロケ場所にもっとも近い位置に車両を手配できるようにスタンバイしておきましょう。
大型バスやマイクロバスは長時間路駐はできないので、基本遠くに逃げています。ロケが終わる時間を計算して、待ち時間なくロケバスに乗り込めるように調整しましょう。
雨の日にロケバスの段取りがいいだけで、圧倒的に評価されます!!!
外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。
スタンバイ時間を15分程度長めに想定

雨の日は、技術さんやメイクさんのスタンバイ時間がいつもよりかかります。
レンズや三脚を拭いたり、タレントさんのメイクを直したりなど、意外と時間がかかります。
制作スタンバイがOKでも、周りが整っていないと撮影できません。
なので、雨の日は予定しているスタンバイ時間よりも多少多めに想定したスケジュールにしておきましょう。
そうすることで1日のスケジュールも押しにくくなりますし、もし巻いた場合ラッキーだと思いましょう!業界人はいついかなる時でも、巻くことが大好きなので!
移動時間は多めに想定しておく

スタンバイ時間だけでなく、移動時間も多めに想定しておきましょう。
雨の日は道路が混みますし、だいたい1.5倍時間がかかります。
10分なら15分。30分なら45分。確実にいつもより移動時間が必要になります。
移動時間で押し始めると現場はかなりピリピリしますし、雰囲気も悪くなります。
なので、雨の日の移動時間は絶対余持っておきましょう。
朝イチの移動から押し始める現場は、最悪といっていいでしょう!
外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。
タオルを事前用意しておこう

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。
ロケ日が雨予報の場合、大量のタオルを事前に用意しておきましょう!
雨が降ってから買いに行こう!と思っても遅いです!ロケ中にそんな余裕はないです!
なんでタオルないの?すぐ用意して!
すみません!買ってきます・・・
こんなように事前準備していなくて怒られたADは星の数ほどいます!
タオルは使わなくても、いつか利用できますので買っておいてもOKです。
ロケ中の必要な時に、必要なものがすぐに準備できないのはダメADです!!!
領収書が濡れないように死守せよ

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。
ロケで必ずもらうのが領収書です!
いつもポッケや財布に入れて管理していますが、雨の日は領収書の管理に気をつけましょう!
破れやすい紙の場合、ボロボロになって千切れたり・・・
さらに、雨でインクが滲んで、金額がわからなくなったり・・・
精算する時になって困ったADさんもいらっしゃると思います。
雨の日に領収書をもらったら、濡れないカバンや財布中にしっかりと保存するように心がけましょう!
雨の日の注意事項、いかがでしたか?
梅雨時期や突発的な雨天の日など、ぜひ参考にしてください!
一人でも救われるADさんが生まれたら、大変嬉しく思います。
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