落とし穴ロケを担当したことありますか?

ドッキリ企画を担当したことはあるけど、落とし穴を制作した経験を持つスタッフは、かなり少ないと思います。

おそらく業界でも1割もいないでしょう。初めての担当する人は、正直めちゃくちゃ大変だと思います。

そんな落とし穴企画の注意事項をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

またロケグーでは、世界初!?の落とし穴MAPを制作しています。

落とし穴できるロケ地を探しているADさん、ディレクターさんは、リサーチで参考にしてください。

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

設置できる環境をチェック

落とし穴を掘るには、ただ空き地などの環境があるだけではダメです!

水道管や下水、ガス線、土壌の柔らかさなど、意外と確認することが多いです。

一見するとただの空き地や農地かと思いますが、地面が硬すぎて掘れないってことも珍しくありません。

落とし穴のロケ地をリサーチする時は、施設担当と細かく打ち合わせをして確認するようにしましょう。

最低3日間かかる

落とし穴ロケは、最低でも3日間必要になりますので、スケジュールに注意しましょう!

設置・リハで1日、ロケ本番で1日、現状復帰・穴埋めで1日が最低でもかかります。

規模によっては、設置やリハ、現状復帰で数日かかることも珍しくありません。

普通のドッキリ企画と違うスケジュール感を事前に把握しておくようにしましょう。

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

シャワールームの確保

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

落とし穴に落とすだけでなく、落とした後のケアも考えておきましょう。

砂だらけになったタレントさんをそのままロケバスに乗せることはできません。

落とし穴ロケには、シャワーや着替えがマストセットです。

現場にシャワールームがあるか、なければ簡易シャワールームを設置するのか、ロケ終わりの段取りも考えておきましょう。

ロケハンの段階で、シャワーや更衣室の有無を確認しておくとスムーズです。

落とし穴の制作だけの目印

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

落とし穴を作った後に、制作チームだけの目印をつけておきましょう。

マネージャーさんやメイクさん、カメアシさんなどが、落ちることが時々あります。

注意している制作も気づかずに、落ちてしまうこともあります。

そうならないために、ここから先は入らないように注意などおおまかでいいので、目印となる部分を決めておきましょう。

一回落ちるとスタンバイが大変なので、確実にスケジュールが押します。

隠しカメラの配置

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

落とし穴を落ちる瞬間を綺麗に撮らないければいけません。

引きの画は有人カメラで押さえられますが、あおりの定点カメラの設置はバレないように注意しましょう!

GoProをうまく配置するのは、技術さんと制作でしっかり擦り合わせて、いかにバレずに自然に、そして綺麗に撮れる画角を調整しましょう。

こればっかりは経験が元をいいます。

制作予算が高い

そもそも落とし穴は、制作コストがかなり高いです。

落とし穴を掘る作業や現状復帰などの費用だけでも、数百万円かかることが一般的で、そこからさらに、美術や大道具のコストもかかりますので、とにかくお金がかかります。

正直現場のADさんやディレクターさんには、関係ないですが・・・

お金がかかるロケなので、制作スタッフの皆さんは、気合を入れてぜひとも成功させてください。

私たちは、ドッキリや落とし穴などの過酷なロケ企画を応援しています!!!

落とし穴ロケの注意事項、いかがでしたか?

ほとんどの制作スタッフには関係ないかもしれませんが、テレビ制作好きなマニアックな人に楽しんでもらえれば嬉しいです!

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