テレビ制作現場に身を置く人にとって共感できるあるある、早く言いたいです。

第11弾は、視聴率のあるある言います。

視聴率に潜むあるあるを早く言いたいです。

裏番組が代表戦だと数字捨てがち

数ヶ月かけて、面白い番組を作りますが、裏番組が代表戦になったら、正直お手上げです・・・

どんなに頑張っても、いつもより確実に視聴率が下がります。

サッカー代表戦だね・・・

W杯が決まる試合ですね・・・

なので、代表戦と裏が被ったら、多くの番組は強いネタをぶつけずに、そこそこのストックネタを放送します。

せっかくいい企画でも、代表選では埋もれてしまうので、ちゃんと普通の番組編成でぶつけることで、潜在的な視聴率を獲得を目指します。

諦めてるわけではありません。戦略です!

過去最高視聴率をスタッフルームに貼ってありがち

どこのテレビ局、どこの番組でも、過去最高視聴率の視聴率ポスターをスタッフルームに貼りがちです。

もう何十年も前の放送回だと、黄ばんで、四隅がビラビラになってます。

過去の栄光を飾りがちです。

新人ADや来客者は、この視聴率ポスターを見て、興奮もしがちです。

サブ出しディレクターはVTRの毎分視聴率を気にする

サブ出し担当のディレクターは、番組全体の視聴率よりも、担当VTRの数字を気にします。

自分のVTRで視聴率が下がっていたら、ガチで凹みます。

反面、視聴率がずっと伸びていたら、めちゃくちゃ喜びます!

面白いVTRは、ちゃんと数字が下がりません!

ただ毎分視聴率が良くても、サブ出しディレクターの評価は、なぜかあまり変わらないのが悲しいところです。

タレントさんが来ることでついつい張り切ってしまい、ロケハンで訪れて感じたいい雰囲気が変わってしまい残念なことに・・・

視聴率が悪かった定例会議は最悪

毎週の定例会議は、まず始めに今週の視聴率を振り返ります。

数字が悪ければ、もう最悪です。地獄みたいな空気になります。

むしろ数字が悪いことは、すでに全員が周知しているので、重たい空気で会議が始まります。

担当した制作会社、演出、プロデューサーは辛い時間です。

正直ADに関しては、視聴率について気にする必要がないので、ただお通夜にいるだけの状態になります。

視聴率よりも配信再生回数を気にするように

今の時代は、視聴率だけでなく、配信再生回数にも重きを置きます!

TVerやYouTube、切り抜き動画など、テレビ視聴以外でいかに求められるかを、評価基準にしています。

ちょっと前であれば、全く気にせず視聴率至上主義でしたが、もうその時代は終わりました!

ネット配信系が回るようにキャスティングをしたり、サムネにこだわったり、公式SNSの投稿を頑張ったり、あらゆる角度から視聴者にアプローチしています。

やっぱりテレビクオリティーがスゴいですし、正直やれば何でもできます。

テレビ制作のスキルはどこでも活かせるのが、素晴らしいです!

視聴率あるある、いかがでしたか?

これからもベターなあるあるや、ニッチな業界あるあるをたくさん言いたいと思います。

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