テレビ業界で使われる特殊な“業界用語”をどこよりも詳しくまとめます。
現場で飛び交う意味不明な言葉や、恥ずかしくて今更聞けない用語など、テレビ制作大百科を見れば、ほぼほぼ知ることができます!
業界人じゃない方も、テレビ通として業界用語をぜひ覚えてみてください。
では”か行のき”をどうぞ!
目次
か行のき
技打ち(ぎうち)
技術打ち合わせのこと。カメラマン、音声、照明など番組収録に携わるスタッフ全員で行う打ち合わせ。全体の流れを確認し、注意事項などを伝え、リハーサルに移行する。基本的にディレクターは技打ち合わせで現場に来る。
消えもの
番組、作品の中で使われる再利用できなくなってしまう小道具のこと。「使ったら消えてしまうもの」ことが由来。料理や飲み物、タバコなど
嫌う
避けるという意味。画角の中で写したくないものがあるときに使用する。電柱や配線、看板など
決まりもの
番組内で毎回使用が決まっている素材等のこと。テロップ・SE・CG・小道具など様々な場面で使われる言葉。決まりと略される場合もある。
局員
テレビ局に務める正社員のこと。
局テープ
テレビ局が用意したテープのこと。 主にスタジオ収録や納品用で使われるテープ。
衣ずれ(きぬずれ)
衣が擦れ合うような小さな雑音のこと。雑音が入ってる場合、音声さんが教えてくれる。
キューショット
CMに入る直前に、CMの後の予告などを10秒ほど流すこと。チャンネルを変えさせないための仕掛け。代表的なものが「正解はCMの後」「この後は明日のお天気です」
キュー(Cue)
動作、演技、音楽、SEなどのきっかけのこと。
キャラ入り
動画・映像等にタイムコードを入れてデータ化すること。チェック用の場合は、基本的にキャラを入れる。基本的にサイドにかぶらない上部に入れる。
キャプション
撮影された時間・場所・内容が明記された記録。また動画の文字起こしのこと。
キャパ
劇場などの客席収容能力のこと。
キャノン砲
銀紙やテープなどを勢いよく飛ばす装置。開幕宣言や優勝発表などで使われる。
キャットウォーク
撮影スタジオの天井近くに設置された狭い通路。主に照明機器の調整用に使われるが、俯瞰などアングルを変えるカットの時にも利用される。人が一人通れる程度の狭い通路なので「猫の通り道」を模してこの名前がついたらしい。
キャッチミー
送り返しワイヤレスイヤホンのこと。音声を聞くのみで、通話はできなし。音声を確認するロケや収録での必須アイテム。制作スタッフだけでなく、マネージャー用など何台必要か確認しよう!
キー局
日本のテレビ放送については、東京都内に所在する5つの主要放送局である日本テレビ放送網・テレビ朝日・TBSテレビ・テレビ東京・フジテレビジョンのこと。
金魚鉢
ナレーションブースのこと。口をパクパクしている金魚のように見えることが由来。
きっかけ
物事を始める合図のこと。
魚眼レンズ
180度の画角をもつ超広角レンズのこと。
技車
技術車両の略。技術さんの車のことで主にハイエース。
ギャラ
ギャランティー、出演料など対価のこと。しっかりと対価に合うギャラを支払ってくれるプロデューサーは有難い。
ギガファイル
ギガファイル便のこと。動画や写真などあらゆるデータを簡単に軽い容量で送信できるサイト。略称はギガ。
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