番組制作の仕事を「天職・やめられない・テレビ制作が大好き」という人もたくさんいます。

しかし、テレビ制作の仕事は「きつい!ADは大変!」とめちゃくちゃ聞くと思いますし、実際に大変で過酷な仕事ではあります。

それでも多くの方が、テレビ業界に残り、そして未だ多くの方が番組制作の世界に飛び込んできます。

向き不向きがある中で、どんな人がAD(アシスタントディレクター)に向いているのか、テレビ業界を目指している学生さんや、業界に飛び込む転職を目指す方の参考になれれば嬉しいです。

就活を有利に進めるための、志望動機や業界研究に役立つ情報を発信していますので、ぜひその他の記事も読んでみてください!

テレビが大好き

やっぱりテレビ番組が好きじゃないと続かない仕事です。

お笑いが好きだったり、ドラマが好きだったり、音楽番組が好きだったり、少しでもテレビが好きじゃないと続きません。

好きだから過酷な仕事も続けられます!

全国の視聴者に番組・作品を届けるやりがいと経験は、他では味わえないです。

プライベートと仕事の区別をつかなくても平気

番組制作の仕事に「仕事とプライベート」の分けることは基本難しいです。

AD時代は常に深夜でも、土日でも電話やメールが来るのが普通になります。

ディレクターやAPに昇進しても、土日や深夜に連絡くることはなくなりません。

どこのポジションでもプライベートと仕事は基本混同しますので、しっかりと区別したいと思う人は番組制作は合わないと思いません。

出勤時間もお昼過ぎ、私服通勤、早く終われば夕方から打ち上げなど世間一般の社会人のスケジュールとは全く異なります。

平気な方はめちゃくちゃ合うと思います。

常にアンテナを張っている

仕事とプライベートが分かれていないので、常にエンタメに対してアンテナを張っていられる人は向いています。

電車の中で見た吊り革広告や、街中で見かけた変なイベント、居酒屋の隣の席の面白い会話など生活をしながら、意識せずとも常にアンテナを張り、面白いモノを求められる人はおすすめです。

自分の趣味や発想を形にして評価される世界なので、常にアンテナを張れる人は向いていますし、大物になれる可能性をとても秘めていると思います。

先回りして予測行動できる

ADは番組制作の「何でも屋」です。

全ての仕事をサポートする仕事であり、細かいことを言えばADの仕事は無限です。言い方が悪ければ「雑用」になります。

常に忙しい業界の中で1〜10まで説明してくれるディレクターもプロデューサーも多くいません。1を伝えたらあとは自分で考えて行動しろ!の世界になります。

「これが必要になりそうだな。準備しておこう!

トラブル起きそうだから調整しておこう!

先回りで行動できる人はめちゃくちゃ向いています。自分のことだけでなく、他人に対して常に気を配り、予測しながら仕事ができるとADの仕事も一気に楽になりますし、自分の時間も確保できるようになります。

言われたことだけをやっていると、自分の時間も確保できないですし、雑用をしている気分になります。

気配りができる

先回りして行動するに似ていますが、気配りできる人は向いています。

そして気配りできない人はADだけでなく、番組制作の仕事は向いていません。

ディレクターが作業しやすいように、会議がしやすい資料に、ロケがスムーズにいくように、全ての場面で気配りを求められます。

気配りをすることは、相手の気持ちを考えることであり、テレビを観る視聴者を考えることに繋がります。

視聴者のことを想像して面白い番組を作る根幹が、番組に携わる全てのことに気を配るに繋がるはずです。

過酷の現場を覚悟

ADの仕事ははっきり言って過酷です!皆さんが聞いたことがあるイメージ以上の世界です。聞くとやるでは全然違います。

働き方改革が進め、昔に比べてかなり緩くなりましたが、それでも過酷で大変であることは変わりません。

1週間家に帰れない。会社に泊まるのは普通。土日休みはなく数ヶ月休みがない。

過酷な現場を知っても尚、やってみたい!挑戦してみたい!と思う強い意志がある人は向いていると思います。

目標を持っている

はっきりとした高い目標を持っている方はADに向いていますし、ぜひ挑戦してください!

テレビが好きでも、アンテナを張ることができても、覚悟を決めても、目標がなければ続けるのが難しい仕事になります。

ただ番組制作の世界に飛び込んでも、辛い仕事をタダタダこなすだけになってしまいます。辛い仕事も目標があるから頑張ることができ、努力しないと上にはいけない世界です。

勝手に昇進していく世界ではないです。

ディレクターや放送作家など夢や目標を持つことが大切になります。どんなに小さい目標でも大丈夫ですので、見つけるとグッと視野が広がるはずです。

逆にやる気がないとチャンスすら回ってきません。

日々の仕事に忙殺されてただ仕事をこなすのではなく、ディレクターになりたいなどの初心の気持ちを忘れずにいましょう!

ADに向いてる人、いかがでしたか?

あくまでも向いている傾向なので、当てはまらなくても気にしないでください。

現時点で目標がなくても入ってから夢を見つける人もたくさんいます。

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