江戸時代に途切れた文化を0から挑戦し「お米の紙」を復活させた1890年創業の紙一筋の紙屋さん
エリア:奈良(最寄駅:帯解)
株式会社ペーパル
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ウチでできること
- SDGs
- スゴ技
- ユニーク商品
- 伝統・文化・行事
- 密着取材
- 工場見学
- 老舗(創業100年以上)
- 職人
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会社紹介
明治23年、ペーパルは奈良の地で創業しました。和紙の商いを初めたのがその始まりです。創業当時は、教科書にも和紙が使われていましたが、海外から新たな筆記具が入ってきたこと、また全国の「地券」に洋紙が採用されるなど公式書類の洋式化が進んだことから、取り扱いを変えていくことになりました。紙一筋でありつつも、時代の変化に対応し続けるのが、ペーパルの強みであり、お客様の求めている事に答えるための力を実直に問い続けて参りました。これからもお客様のニーズに答え、ニーズを超える価値を追い求め続けます。
ウチでできること
ユニーク商品
廃棄されるお米などを活用してできた紙素材を「kome-kami」以外にも、廃棄される「もみがら」を活用した「momi-kami」、野菜や果物の皮など廃棄される部分を活用した「vegi-kami」を手掛けております。製品を通して、普段何気なく過ごしている日常で、食品ロスや社会問題のためにできることを想像するきっかけになれることを願っています。
SDGs
食品ロスという社会問題を聞き、解決に向けて貢献できる商品を作りたいと開発を始めました。米は粘着性があり、機械にくっついたり壊してしまったり。出来上がった紙にも穴があいてしまうなど数々の困難があり、あきらめようと思ったこともあります。でも、「なんとか商品化して社会課題の解消に貢献したい」と1年以上試行錯誤を続け、2021年3月にやっと商品化に成功しました。私たちだからこそできる「紙」で、少しでも社会貢献できればと思ってます。
伝統・文化・行事
日本は古くから紙にお米を使う文化がありました。特に、江戸時代には多種多様な米入りの紙が生まれ、再生紙にお米を入れることで白くしたり、筆のにじみ防止ののために使われたりしていたようです。しかし、時代の流れとともに手作業で生産されなくなり、化学薬品に変わっていき、その技術が途絶えてしまいました。古くからの日本文化でありつつも、新しい技術として生まれ変わった「紙」になります。江戸時代まであった、素晴らしい文化を多くの方に知っていただければ嬉しいです。
密着取材・工場見学
密着取材や工場見学など私たちにできる事でしたら、積極的に協力させていただきます。取材や撮影を通して、紙の事を知っていただく機会になったり、社会課題について考える一助になれればと思っております。お気軽にお問い合わせお待ちしております。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ペーパル
- URL
- https://www.pepal.co.jp/
- 住所
- 奈良県奈良市池田町76-7
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