全番組の全ADさんに一度は読んで欲しい「許諾書(出演承諾書)」の注意事項をまとめていきます。

今のテレビは街頭インタビューだけでなく街ブラや外ロケで一般人と絡んだ場合は、絶対に許諾書をもらわないと放送できません。

せっかくいい素材もこの許諾書を忘れたり、もらえないと撮れ高が0になります。

無断で放送してしまうと、肖像権や著作権、商標権などトラブルに繋がり、大炎上したり、多額の慰謝料の請求されたり、番組打ち切りの恐れもあります。

長年制作現場を経験したテレビ制作大百科のライターが、注意しておくべき許諾書のポイントをまとめていきます。

新人ADさんに教える時や、ロケに行く前に読んでおくだけで、役立ちテクニックもご紹介していきます。

絶対に役立ちますし、絶対に覚えないといけませんので、ぜひ最後まで読んでください。

人気の街頭インタビューのロケ地もまとめていますので、参考になれば嬉しいです。

許諾書(出演承諾書)の注意事項

未成年は保護者の許諾も必要

もっとも注意しなければいけないのが、未成年への許諾書の確認になります。

未成年の場合、絶対に保護者の許諾も必要になります!

その場に保護者がいればいいのですが、いなければ後日改めて確認・許諾書をもらわなければいけません。

番組によって保護者への許諾の仕方は変わりますが、多くの場合は「保護者へも許諾書にも一筆」書いてもらいます。

電話のみで確認する番組もありますので、スタイルが変わりますので注意しましょう。

許諾書を貰えばOKではないので、未成年だった場合は慎重かつ丁寧に許諾確認をとりましょう。

保護者の携帯の連絡先も教えてもらいつつ、事前に後日連絡する可能性があることを伝えておいてもらいましょう!

伝えておかないと知らない番号から出ない場合もありますし、詐欺だと思われて確認が取れないケースもございますので、確実に伝えておきましょう。

未成年の許諾書(出演承諾書)の注意事項
保護者の許諾確認を絶対にもらう
事前に保護者の連絡先をいただいておく
後日番組スタッフから連絡することを伝えておく

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

制服を着ている場合、学校NGの可能性あり

学校によって、制服での番組出演を禁止にしている場合も多いので、注意しましょう。

制服が放送されてしまうと、学校の特定が出来てしまいます。個人情報の保護の観点から、未成年へのリスクは増します。

また学校の校則で禁止になっていたりするので、知らずに出演してしまい、生徒自身に迷惑になってしまいます。

なので、学生服を着ている人にインタビューや出演依頼をする時は、事前に確認しておきましょう。

NGな場合もありますし、ボタンやネクタイなど校章が入ってる物にモザイクをすればOKな場合もあります。

とはいえ、未成年・学生への許諾書の細心の注意が必要になりますので、絶対に覚えておきましょう。

酔っ払いは情報確認に注意

酔っ払いの場合は、記載情報が正しいか慎重に確認するようにしましょう。

嘘の情報や偽名を記載されたり、読めない字を書かれてしまうケースがありますので、注意が必要です。

ある程度理性を保っている人でコミュニケーションが撮れる場合は、あまり心配する必要はありません。

心配の場合は、その場で連絡をかけて電話番号の確認をしたり、運転免許書を見せてもらい、許諾書の情報が正しいか確認しておきましょう。

酔っ払いの場合は、最悪モザイク処理でOAするケースも多いのですが、やっぱり顔を出せるのが一番いいです。

商店街組合の撮影許諾をもらう

許諾書が必要になるロケの定番は、街頭インタビューです。

インタビュー対象者だけではなく、商店街で街頭インタビューする場所の許可も必要になりますので、注意しましょう。

基本的に商店街組合に連絡すれば、お客様が多い時間帯や通行人の妨げにならない配慮を条件で、許可をもらえることがほとんどです。

ただ番組によっては出禁になっている商店街もあります。ルールを守らなかったり、悪質な取材を続けていたりすると、番組NGとなります。

自分だけがいいのではなく、番組だけでも、局だけでもなく、テレビ業界全体として、取材先のルールは絶対に守るようにしましょう。

テレビマンではなく、いち社会人として、ビジネスマナーを身につけておきましょう。

許諾書の保管・管理は徹底的に!

許諾書には、電話番号や住所といった個人情報を書いてもらいますので、厳重に管理するようにしましょう。

ADだけで管理するのではなく、AP・Pといった責任者と一緒に管理・保管しましょう。

ロケ終わりに家に持ち帰ったり、カフェの机に置きっぱなしにしたり、適当に管理するのは絶対にやめましょう!

制作会社で管理する場合もありますが、基本テレビ局が最終的には管理することがほとんです。それくらい個人情報の取り扱いは、注意しましょう。

もう一度お伝えしますが、家に持ち帰るのは、絶対にやめておきましょう!

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

許諾書のお役立ちテクニック

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

許諾書の裏に撮れ高・特徴をメモ

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

街頭インタビューをしていると、1日何十組とインタビューしていきます。正直、誰が何を言ったか覚えていません。

なので編集作業を楽にするため、インタビュー後に特徴や撮れ高を書いておくのをお勧めします。

◎、⚪︎、△、×など簡単な振り分けでもいいですし、対象者の特徴を書いておくだけでも大丈夫です。

ロケ中に見返すこともできるので、編集すればあと何組足りないかも、計算しやすくなります。

これは絶対にやっておくべきですので、面倒臭がらずにやりましょう。

「20代以上の方にインタビューしていまして・・・」

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

注意事項でお伝えしましたが、未成年への許諾が一番面倒くさいです。せっかく撮れ高あるインタビューでも、未成年で保護者NGであったり、また親への許諾が煩わしいです。

なので、未成年にこだわりがなければ、基本取材しないのが楽です!!!

若い世代をターゲットにしている場合、「20代以上の方にインタビューしていまして」と一番最初に声をかけると、未成年の判断が確実にできます。

インタビューを開始してから未成年と気づくとなかなか止められません。

この一言をつけるだけで、めちゃくちゃロケが楽になりますので、ぜひ試してみてください!

外ロケの場合は日の入り・日没時間を把握してスケジュールを組みましょう。

注意事項でお伝えしましたが、未成年への許諾が一番面倒くさいです。せっかく撮れ高あるインタビューでも、未成年で保護者NGであったり、また親への許諾が煩わしいです。

許諾書の注意事項まとめ、いかがでしたか?

番組制作に携われば、基本どの番組でも絶対に取り扱いますので、覚えておきましょう。

ただサインを書いてもらうだけですが、面倒くさい作業が多いですし、適当にやると確実に痛い目に遭います。

ぜひ新人ADさんやAD教育をする皆さんは、参考にしてみてください。

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